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機器訪問利用

Ic pin 茨城県

CO2インキュベーター

CO2インキュベーターの画像1
  • Ic equipment spec 概要:温度・湿度・CO2濃度を一定で安定した環境にし、細胞をより生理的条件に近い状態で培養するための装置です。(https://www.yamato-net.co.jp/qa/detail/5/)
  • 詳細・スペック

    備考
    ※提供組織の状況によりご要望に添えない場合がございます。まずはご相談ください。
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    詳細・スペック

    <CO2インキュベーターの特徴>

    CO2インキュベーターは、生理的条件により近い状態で細胞の培養・実験・観察を行うための装置で、一定の湿度と温度、CO2濃度を保つ機能を持つ機器です。
    培地が乾燥することによる細胞へのダメージを防ぐため、加湿バット内の水からの自然蒸発によって90-95%前後の湿度を保ちます。
    また、生理的条件下に近い温度を保ち、安定して細胞を培養します。哺乳類では37℃、昆虫や魚類などではそれより低く設定するのが一般的です。
    細胞代謝により培地が酸性化してしまうのを防ぎ、培地のpHを一定に保ちながら細胞を培養するために、一定のCO2濃度を保ちます。一般には、生体内CO2濃度に近いとされる5%前後で培養されることが多いですが、使用する培地や培養細胞によってCO2濃度の調整が可能です。
    幹細胞や腫瘍細胞、虚血実験など、低酸素条件で細胞を培養して分析したい場合は、酸素濃度が設定可能なものもあります。浮遊細胞培養用に振とう培養機能が付いた機器もあります。
    雑菌やカビなどのコンタミネーションを防ぐために乾熱滅菌できるようになっているものや、HEPAフィルターを内蔵しているものもあります。


    <CO2インキュベーターの原理・仕組み>

    CO2インキュベータは、内槽の壁面を加温し、温度を調節します。加温方法は主に2種類あり、内槽外部の空気を加温するエアジャケット方式と、水で満たして加温するウォータージャケット方式があります。前者は設定温度変更が短時間ででき、乾熱滅菌が可能な一方で、開閉や周囲環境の温度によって温度変化しやすいという欠点があります。後者は、比熱の大きな水を加温するため、周囲の温度変化や停電時にも温度が変動しにくい反面、設定温度変更までに時間がかかります。
    CO2はガスボンベを介してインキュベータ内に入り、内部のファンで空気と撹拌され、CO2センサーにより5%前後に保たれます。CO2センサーは高価だが精度が高い赤外線式のものと、安価だが精度が低いサーミスタ式があります。
    湿度は加湿バットに滅菌水を入れることによる自然蒸発で90-95%に保たれます。
    酸素濃度を変化させる機能を持つタイプの機器は、O2ガスボンベ及び窒素ガスボンベから気体を注入して調節し、O2センサーを搭載することにより濃度調節をしています。
    可能な実験例

    ○COS7、HEK等の一般的な培養細胞株、初代培養細胞、ES細胞、iPS細胞の培養

    設定温度37℃、CO2濃度5%で培養します。

    ○Sf9等の昆虫細胞

    27℃、CO2調節は培養に特に必要としません。30℃以上になると昆虫細胞は死んでしまいます。

    ○培養細胞の虚血実験

    インキュベーター内の酸素濃度を低くすることにより可能です。


    ※組織により上記実験ができない場合がございます。

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