検体の1gまたは1mlあたりの細菌、酵母またはカビの生菌数を測定する試験です。試験結果から汚染度や対策などに関する情報をご提供します。
生菌数の測定には以下の手法を使用します。
・カンテン平板混釈法
・カンテン平板塗抹法
・メンブレンフィルター法
試験期間は最短1週間です。
業界最安級かつ短納期で「ウェットワイパー類の除菌性能試験方法」に準拠して製品の除菌性能を評価いたします。
●試験概要
(1)ステンレス板上に微生物を滴下、塗布する。
(2)ウエットワイプ(検体)と綿布(出来たら、抗菌薬剤で処理していない、検体と同じウエットワイプを提供して頂きたい。)でふき取る。
(3)5分後、ステンレス板上の微生物を洗い出す。
(4)不活化剤で処理する。
(5)洗い出し液を培地で培養して菌数を求める。
*拭き取り操作は「ふき取り性試験装置」ではなく「プレッシャーゲージ」を取り付けて一定圧にして手動でふき取りを行う場合がございます。
●菌種
大腸菌、黄色ブドウ球菌
*カビで行うことも可能です。
*最短30日の納期となりますが、試験機関の受付状況によりそれよりも長くなる可能性がございます。詳細は是非お問い合わせください。
EN1500、EN16615準拠の抗菌試験を、業界最安級・短納期で委託可能です。
【EN1500】
●試験概要
局方消毒用エタノール、イソプロパノール、試験検体の3種を使用して、ボランティアの手指に滴下した大腸菌の除菌効果を測定します。
ボランティアとしては延べ20名を予定します。(規格での推奨は18名から22名となっております。)
●菌種
大腸菌K-12株(NBRC3301)
*最短30日の納期となりますが、ボランティアが集まらない場合等の影響によりそれよりも長くなる可能性がございます。詳細は是非お問い合わせください。
【EN16615】
●試験概要
試験担体の所定区画上に、対象とする細菌の培養液と、妨害物質の混合液50μL を均一に塗布する。
重りにクロスを巻きつけ、所定の区画(拭き始め)から拭き終わりの区画を定め、一往復清拭する。
一定時間静置後、各区画を滅菌綿棒でふきとり、消毒薬不活化剤中に回収する。
回収液中の細菌を培養し、塗布部分の清拭効果および細菌の有無を評価する。
●菌種
Staphylococcus aureus、Pseudomonas aeruginosa、Enterococcus hirae、Candida albicansが規定されています。
*最短30日の納期となりますが、試験機関の受付状況によってそれよりも長くなる可能性がございます。詳細は是非お問い合わせください。
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
微生物(細菌、酵母、カビなど)の分離・培養
【こんなことが出来ます】
農産物や発酵食品、植物、土壌、水などから有用な乳酸菌や酵母、カビなどを分離・培養致します。
新たな食品・地域特産品の開発に向けて、地域資源(植物や環境など)や発酵食品から有用な乳酸菌や酵母を探してみませんか?
*特産品開発には補助金が出ている場合がございますのでご確認ください。
(実験例)
・植物からの微生物の単離・培養
・環境(土壌、水)からの微生物の単離・培養
・ぬか床からの微生物の単離・培養
・酒からの酵母の単離・培養
・発酵食品(漬物、キムチなど)からの乳酸菌の分離・培養
分離した微生物のゲノム解析も実施可能です。
☆コラボメーカーのメリット☆
・製品開発に伴う外注業務をまるっとサポート
・抗菌・抗ウイルス試験・安全性試験・有効性試験などもまとめて受託可能
腸内細菌解析・動物実験・食品開発
【試験先の特徴】
細菌研究のエキスパートがヘルスケア研究や食品開発をサポート!
【こんなことができます!】
☆腸内細菌の解析
☆ゲノム解析
☆健康を軸に置いた食品
・自社製品の有効性を検証
・腸内細菌だけでなく、土壌細菌なども解析可能
・菌のスクリーニング
・論文調査
・動物実験
・食品開発
(実験例)
【製品の有効性を示すエビデンスが欲しい】
・通常マウスに有効成分を摂取させ、腸内細菌を解析、摂取による変化の結果を確認してエビデンスを得たい。
【新製品を開発したい】
・商品化に使用する、オリジナルの菌を分離して、培養をする
・健康をキーワードにした商品を開発する。
・製品に入れる成分の効果を動物を使って確かめたい。
【研究・開発で実験を行いたい】
・特定の疾患の研究をしており、腸内細菌のデータを取得したい。
・疾病モデルのマウスに有効成分を摂取させた時の変化を見たい。
☆コラボメーカーを通すメリット☆
・製品開発に伴う外注業務をまるっとサポート
・抗菌・抗ウイルス試験・安全性試験・有効性試験などもまとめて受託可能
・補助金申請等のご支援もさせていただきます!
特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品、サプリメント
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験。迅速、安価、かつ比較的容易に実施できます。
☆コラボメーカーを通すメリット☆
・製品開発に伴う外注業務をまるっとサポート
・抗菌・抗ウイルス試験・安全性試験・有効性試験などもまとめて受託可能
【安全性試験委託サービスのポイント】
☆お客様のお困りごとをヒアリング、目的に合わせて試験内容をご提案
☆具体的な試験内容の決定をサポート
☆コンシェルジュはすでに知見があるので、予算・納期に合わせて、複数の試験先から最適な試験先をご紹介
☆複数の試験先とのやり取りをコンシェルジュが行うので、お客様の業務負担軽減
☆エンドユーザー様への説明や試験結果の取り扱いについてもご相談可能
詳細は製品開発担当者様向け【安全性試験 委託サービス】もご覧ください。
【用途例】
☆化学物質の遺伝毒性やがん原性の予測
☆突然変異物質や発がん物質の作用機序の解明
☆労働者の健康被害対策
☆SDS作成
☆製品の品質管理
☆環境影響評価等のスクリーニング
☆医薬品不純物評価
【概要】
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験。迅速、安価、かつ比較的容易に実施できます。
【試験施設の特徴】
GLP適合施設での試験も可能なので、医薬品も安心して試験できます。
製品特性に合わせて試験内容をご提案致します。
*試験先は推進の場合開示させていただきます。
【試験対象品】
医薬品、医薬部外品、工業製品、化学物質...etc
【試験】
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験
OECD471ガイドライン参照(細菌復帰突然変異試験)
【試験流れ】
(準備)
使用細菌:アミノ酸が存在しなければ生育できないサルモネラ菌と大腸菌
培地:数回の細胞分裂を起こさせるために、寒天培地とヒスチジンおよびビオチンまたはトリプトファンを含む軟寒天を用います。
代謝活性:細菌を適切な代謝活性化系存在下および非存在下の状態で被験物質に暴露させます。
被験物質:固体の場合、適切な溶媒に、溶解するか希釈します。液体の場合、試験系に直接添加するか、添加前に希釈します。
(試験条件)
溶剤/溶媒:被験物質と化学反応を起こす疑いがないものを用います。
暴露濃度:最終処理混合液中の細胞毒性と溶解性を考慮し、少なくとも5 つの異なる濃度を使用します。
対照:株特異性の陽性対照および陰性対照(溶剤または溶媒)を、代謝活性化系存在下および非存在下で同時に測定します。
(被験物質の添加)
プレート法とプレインキュベーション法の2種類があります。それぞれ各種ガイドラインで認められています。
*プレインキュベーション法では以下の化合物がより効率的に検出される可能性があります。
・短鎖脂肪族ニトロソアミン
・二価金属
・アルデヒド
・アゾ色素
・ジアゾ化合物
・ピロリジジンアルカロイド
・アリル化合物およびニトロ化合物
などの種類に属する化合物
1.プレート法
代謝活性化非存在下の測定では、0.05 mL または 0.1 mL 試験液、0.1mL の新鮮細菌培養と 0.5 mL の無菌緩衝液を 2.0 mL の軟寒天と混合します。
代謝活性化条件下の測定では、細菌および被験物質/被験溶液とともに、十分量のミクロソーム画分を含む 0.5 mL の代謝活性化混合物を軟寒天と混合します。
各試験管の内容物を混合し、最小寒天プレートの表面上に注ぎます。
2.プレインキュベーション法
被験物質/被験溶液は試験菌株とともに無菌緩衝液または代謝活性化系(0.5 mL)中で 20 分以上 30~37°C で通気しながらプレインキュベートし、その後軟寒天と混合し、最小寒天培地表面に注ぎます。0.05 または0.1 mL の被験物質/被験溶液、0.1mL の細菌および 0.5mL の S9-mix または無菌緩衝液を、2.0mL の軟寒天に混合します。
(培養・計測)一つの試験におけるプレートは全て 48~72 時間、37°C で培養します。培養後、プレートあたりの復帰コロニー数を計測します。
(結果・考察)被験物質と陽性および陰性(無添加および/または溶剤)対照について、個々のプレート上の復帰コロニー数、平板あたりの復帰コロニーの平均個数および標準偏差を示し、考察致します。
【試験前に検討・決定が必要な基本事項例】
・被験物質量、菌株数や試験により異なりますのでお問い合わせください。ご希望条件に合わせてご案内いたします。
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
抗菌性繊維製品の評価方法
JIS L 1902(ISO 20743)で規定されている抗菌性繊維製品の評価方法の一部について下記の通りご案内いたします。
詳細につきましては、お問い合わせください。
●試験概要
①菌液吸着法
定量(どの程度あるか)的に検証する試験です。
繊維製品の抗菌性試験では一般的な方法となっています。試料に菌液を染み込ませ、一定時間後の菌数の変化を調べます。
②ハロー法
定性(ありorなし)的に検証する試験です。
抗菌加工が施された試験片の周囲にできた菌の発育阻止帯の大きさから、定性的に抗菌性を評価する試験方法です。
この試験は、主に水溶性の抗菌剤の場合に適用できます。
●菌種
黄色ぶどう球菌
*規格には含まれない、その他の菌での抗菌試験を希望される場合にも是非ご相談ください。
枯草菌、アクネ菌、納豆菌、緑膿菌、レジオネラ菌などでも実施可能です。
試験機関が希望の菌種を所有していない場合、菌種によっては用意できる可能性もございます。
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
●検体例
布帛(ふはく)などの織物生地、つめもの、糸、衣服素材、寝具、家具用繊維や雑貨等、全ての繊維製品
抗菌加工を施したプラスチック、金属等の表面における抗菌効果を評価する試験
【試験対象品】
プラスチック・金属等のプレート
【試験について】
●試験概要
①5cm×5cmサイズの試験片(抗菌加工品と無加工品)に0.4mLの菌液を滴下し、そして4cm角のフィルムで覆います。
②試験片を温度 35±1℃、相対湿度90%以上で24時間培養します。
③静置後、試験片上の試験菌を洗い出して回収した後、1㎠あたりの生菌数を測定します。
●算出方法
下記の式により抗菌活性値を算出します。
R = Ut – At
R:抗菌活性値
・Ut:無加工試験片の24時間後の1㎠あたりの生菌数の対数値の平均値
・At:抗菌加工試験片の24時間後の1㎠あたりの生菌数の対数値の平均値
●抗菌性能の基準
抗菌活性値2.0以上
●菌種
黄色ブドウ球菌、大腸菌
*規格上の菌種は上記の通りですが、その他の菌での抗菌試験を希望される場合にはご相談ください。
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
菌を用いた試験(殺菌、抗菌試験)
開発済or開発中製品の殺菌、抗菌効果 確認・評価
※ 試験対象
薬剤等 → スプレー剤、液剤、置き型薬剤など
素材等 → 薬剤加工材、新素材など
菌、ウイルスを用いた試験(殺菌・不活化効果 評価試験)
★ 機材の殺菌・抗菌効果 確認・評価試験
★ 機材のウイルス不活化効果 確認・評価
※ 試験対象
薬剤等 → スプレー剤、液剤、置き型薬剤など
素材等 → 薬剤加工材、新素材など
家電等 → UV照射機器、空気清浄機など
その他、ご希望の試験がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。