・高温と低温のストレスを短時間で交互に繰り返し与え、信頼性の評価が可能 ・テストエリアが移動しない試料静止型のため、移動による(試料への)振動ストレスが無く、より正確な試験結果が得られ、試料の移し換えも不要の為、試験時間を短縮することが可能
<主性能(能力範囲)>
温度:-75℃~205℃
槽内寸法:W410×D370×H460[mm]
試験品最大重量:30kg
開口部寸法(配線等出入り口):Φ50㎜×1
熱衝撃試験
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
高温と低温の短時間ストレスを与え、製品特性、物性の劣化評価
高地での使用や航空機輸送を想定し、製品が受ける減圧環境と温度を加味して再現できる試験装置
<主性能(減圧、恒温性能)>
圧力(kPa): 9 〜 大気圧 (高度 23,000m相当, -20℃)
温度(℃): -20 ~ +80
槽内寸法(mm): W800×D800×H709
圧力下降時間: 大気圧 → 11.6kPa, 60分以内で安定
高度試験
高度シミュレーション
減圧環境下での絶縁性能低下確認 など
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
製品が市場で受ける振動や衝撃を再現し、印加することでその耐性を評価する装置
<主性能(加振、衝撃性能)>
加振力:20kN
加振方向:垂直(Z軸), 水平(X,Y軸)
加振テーブルサイズ:500 × 500 mm
周波数:5~2000Hz
<副性能(恒温槽)>
恒温槽サイズ(mm):内寸 W850 × D950 × H900
温度制御(℃): -40 〜 +150
湿度制御(%RH): 30 〜 95
・ランダム加振試験
・周波数スイープ加振試験
・衝撃試験
・共振点検出試験
・共振点加振試験
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
<主性能(充放電能力)> 電圧(V) :0-60 電流(A) :+200(充電)/-1000(放電)
バッテリー評価(専用設備)
リチウムイオン電池への充電/放電時の電流・電圧状態を再現し、電池の入出力性能や容量特性などを評価する装置
<副性能(恒温槽)>
恒温槽サイズ(mm) :W600×D850×H800
恒温槽温度範囲(℃) :-40~100
・リチウムイオン電池の入出力性能試験
・リチウムイオン電池の性能劣化試験
・電池特性取得試験 電池容量
・電池特性取得試験 SOC-OCV
・電池特性取得試験 電圧特性
・電池特性取得試験 温度特性
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
・上記の試験の他に独自の充放電プログラムを作成して試験試験することが可能です
<主性能(充放電能力)> 電圧(V) :0-60 電流(A) :+200(充電)/-1000(放電) <主性能(充放電能力)> 電圧(V) : 0-60V 電流(A) :±300A
<副性能(恒温槽)>
恒温槽サイズ(mm) W600×D800×H850
恒温槽温度範囲(℃) -40~100
・リチウムイオン電池の入出力性能試験
・リチウムイオン電池の性能劣化試験
・電池特性取得試験 電池容量
・電池特性取得試験 SOC-OCV
・電池特性取得試験 電圧特性
・電池特性取得試験 温度特性
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
・上記の試験の他に独自の充放電プログラムを作成して試験することが可能です
有機化合物の定性・定量、混合物の成分分析
本装置は、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)であり、中極性~高極性の溶媒に溶けやすい試料について、HPLC(High Performance Liquid Chromatography)によって成分の分離を行い、同時にその成分の質量(≒分子量)を測定することができます。このような成分同定を目的とした定性分析の他に、適切な標準試料があれば定量分析も可能です。
本装置は、TOF(Time Of Fright)型質量分離部を備えるため、高分解能測定(分解能(FWHM)約15,000)による精密質量から、分子式の同定をすることができます。また、前段にLIT(Linear Ion Trap)を備えるタンデム型のため、MS/MS測定モードで測定することもできます。これにより、定性分析ではMS/MSによるフラグメントイオンの解析により構造情報が得られます。
イオン化法は、ESI(エレクトロスプレーイオン化)と、APCI(大気圧化学イオン化)があります。ESIは中~高極性、APCIは中極性の試料に用いられることが多いです。そのため、ヒドロキシ基、カルボキシ基などのプロトン性官能基を持つ化合物や、イオン性試料は測定しやすいです。極性の低い脂肪族化合物や芳香族化合物は、測定できないこともあります。
有機化合物の定性・定量、混合物の成分分析
・液体クロマトグラフ装置が付属していることから、混合物である溶液を分離して、試料の成分分析をすることができます。極性が高めの試料の方が測定しやすく、極性が低い(脂溶性が高い)試料は測定しにくいです。
・分解能(FWHM)15000程度の高分解能型であるため、小数点以下の精密質量測定により、分子式の絞り込みと推定ができます。
・本装置はMS/MSが使用できるため、生成した断片から分子構造を推定することもできます。また、ニュートラルロス(neutral loss)の解析から、中性種の断片を調べることができます。
透過試料の蛍光観察
共焦点レーザー顕微鏡は、レーザースキャンによって試料の蛍光像を測定し、高倍率時に特に問題になる試料の厚さによる焦点のずれがない像が得られます。また、焦点を変化させて複数枚の像を測定し、PC上で再構成することで立体的な像を得ることもできます。本装置は正立型顕微鏡のため、主に蛍光染色されたスライドガラス上の試料等の測定に使用可能です。
透過試料の蛍光観察
形態観察、元素分析
本装置は、冷陰極電界放出形電子銃を装備した走査型電子顕微鏡です。
セミインレンズタイプでUpper/Lowerの2つの検出器を搭載しており二次電子、反射電子の同時観察やリターディング機能により低照射電圧超高分解能観察が可能です。
形態観察、元素分析
粉末、バルク、薄膜の結晶構造解析
本装置は、全自動水平型多目的X線回折装置(XRD)です。
粉末、バルク、薄膜など多様なニーズに対応し、ガイダンス機能を持ったアプリケーションにより最適な測定条件で分析が行えます。また専用の解析アプリケーションにより定性分析、定量分析、結晶化度、配向度、結晶子サイズ分布、膜厚、残留応力など様々な解析が可能です。
・粉末、バルクの定性分析、定量分析(2θ/θ測定)
・薄膜試料の定性分析(2θ(斜入射)測定、インプレーン測定)
・結晶方位分布や配向性の分析(極点測定、ロッキングカーブ測定)
・結晶化度の分析(2θ/θ測定)
・粉末、バルクの高温での相変態、格子定数変化(温度制御2θ/θ測定)
・加工材料の残留応力分析
・単結晶基板とエピタキシャル薄膜の結晶方位関係、格子定数の解析(逆格子マップ測定)
粉末、バルク、薄膜の結晶構造解析
混合物の成分分析
本装置は、高速液体クロマトグラフ(HPLC)であり、溶液の成分を分離するための装置です。装置構成は一般的なHPLC装置ですが、試料の温度制御が可能なオートサンプラーが付属しており、大量検体の測定に向いています。
混合物の成分分析