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液体クロマトグラフ-タンデムTOF型質量分析計 (LC/MS)

液体クロマトグラフ-タンデムTOF型質量分析計 (LC/MS)の画像1
  • Ic equipment model number 型番:日立ハイテク(Hitachi High-Tech) Nano Frontier LD
  • Ic equipment spec 概要:有機化合物の定性・定量、混合物の成分分析
  • 詳細・スペック

    おすすめポイント
    本装置は、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)であり、中極性~高極性の溶媒に溶けやすい試料について、HPLC(High Performance Liquid Chromatography)によって成分の分離を行い、同時にその成分の質量(≒分子量)を測定することができます。このような成分同定を目的とした定性分析の他に、適切な標準試料があれば定量分析も可能です。
    本装置は、TOF(Time Of Fright)型質量分離部を備えるため、高分解能測定(分解能(FWHM)約15,000)による精密質量から、分子式の同定をすることができます。また、前段にLIT(Linear Ion Trap)を備えるタンデム型のため、MS/MS測定モードで測定することもできます。これにより、定性分析ではMS/MSによるフラグメントイオンの解析により構造情報が得られます。

    イオン化法は、ESI(エレクトロスプレーイオン化)と、APCI(大気圧化学イオン化)があります。ESIは中~高極性、APCIは中極性の試料に用いられることが多いです。そのため、ヒドロキシ基、カルボキシ基などのプロトン性官能基を持つ化合物や、イオン性試料は測定しやすいです。極性の低い脂肪族化合物や芳香族化合物は、測定できないこともあります。
    利用可能時間
    備考
    平日9:00~16:30
    詳細はお問い合わせください。
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    実験設備
    Liquid Chromatograph Mass Spectrometer【LIT-q-TOF tandem mass spectrometer】

    本体
    超高速液体クロマトグラフ(UHPLC) [LaChrom Ultra]
    リニアイオントラップ-飛行時間(LIT-TOF)型質量分析計 [NanoFrontierLD]

    * UHPLCは単独でも動作します。詳しくは、お問い合わせください
    可能な実験例
    有機化合物の定性・定量、混合物の成分分析
    用途例
    ・液体クロマトグラフ装置が付属していることから、混合物である溶液を分離して、試料の成分分析をすることができます。極性が高めの試料の方が測定しやすく、極性が低い(脂溶性が高い)試料は測定しにくいです。
    ・分解能(FWHM)15000程度の高分解能型であるため、小数点以下の精密質量測定により、分子式の絞り込みと推定ができます。
    ・本装置はMS/MSが使用できるため、生成した断片から分子構造を推定することもできます。また、ニュートラルロス(neutral loss)の解析から、中性種の断片を調べることができます。

    Ic equipment price 目安単価:

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