従来のマイクロアレイ手法と比べ、次世代シーケンサはより高い解像度で転写産物の活動を定量することができます。これにより生物学的なプロセスに応じてわずかに変化する遺伝子発現を捉えることができます。
次世代シーケンサーを使用することで、細胞の機能に応じた転写や転写後の調節を反映しているmRNAなどの検出・定量が可能となる。
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験。迅速、安価、かつ比較的容易に実施できます。
☆コラボメーカーを通すメリット☆
・製品開発に伴う外注業務をまるっとサポート
・抗菌・抗ウイルス試験・安全性試験・有効性試験などもまとめて受託可能
【安全性試験委託サービスのポイント】
☆お客様のお困りごとをヒアリング、目的に合わせて試験内容をご提案
☆具体的な試験内容の決定をサポート
☆コンシェルジュはすでに知見があるので、予算・納期に合わせて、複数の試験先から最適な試験先をご紹介
☆複数の試験先とのやり取りをコンシェルジュが行うので、お客様の業務負担軽減
☆エンドユーザー様への説明や試験結果の取り扱いについてもご相談可能
詳細は製品開発担当者様向け【安全性試験 委託サービス】もご覧ください。
【用途例】
☆化学物質の遺伝毒性やがん原性の予測
☆突然変異物質や発がん物質の作用機序の解明
☆労働者の健康被害対策
☆SDS作成
☆製品の品質管理
☆環境影響評価等のスクリーニング
☆医薬品不純物評価
【概要】
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験。迅速、安価、かつ比較的容易に実施できます。
【試験施設の特徴】
GLP適合施設での試験も可能なので、医薬品も安心して試験できます。
製品特性に合わせて試験内容をご提案致します。
*試験先は推進の場合開示させていただきます。
【試験対象品】
医薬品、医薬部外品、工業製品、化学物質...etc
【試験】
遺伝子に影響を与える変異原性物質を予測する試験
OECD471ガイドライン参照(細菌復帰突然変異試験)
【試験流れ】
(準備)
使用細菌:アミノ酸が存在しなければ生育できないサルモネラ菌と大腸菌
培地:数回の細胞分裂を起こさせるために、寒天培地とヒスチジンおよびビオチンまたはトリプトファンを含む軟寒天を用います。
代謝活性:細菌を適切な代謝活性化系存在下および非存在下の状態で被験物質に暴露させます。
被験物質:固体の場合、適切な溶媒に、溶解するか希釈します。液体の場合、試験系に直接添加するか、添加前に希釈します。
(試験条件)
溶剤/溶媒:被験物質と化学反応を起こす疑いがないものを用います。
暴露濃度:最終処理混合液中の細胞毒性と溶解性を考慮し、少なくとも5 つの異なる濃度を使用します。
対照:株特異性の陽性対照および陰性対照(溶剤または溶媒)を、代謝活性化系存在下および非存在下で同時に測定します。
(被験物質の添加)
プレート法とプレインキュベーション法の2種類があります。それぞれ各種ガイドラインで認められています。
*プレインキュベーション法では以下の化合物がより効率的に検出される可能性があります。
・短鎖脂肪族ニトロソアミン
・二価金属
・アルデヒド
・アゾ色素
・ジアゾ化合物
・ピロリジジンアルカロイド
・アリル化合物およびニトロ化合物
などの種類に属する化合物
1.プレート法
代謝活性化非存在下の測定では、0.05 mL または 0.1 mL 試験液、0.1mL の新鮮細菌培養と 0.5 mL の無菌緩衝液を 2.0 mL の軟寒天と混合します。
代謝活性化条件下の測定では、細菌および被験物質/被験溶液とともに、十分量のミクロソーム画分を含む 0.5 mL の代謝活性化混合物を軟寒天と混合します。
各試験管の内容物を混合し、最小寒天プレートの表面上に注ぎます。
2.プレインキュベーション法
被験物質/被験溶液は試験菌株とともに無菌緩衝液または代謝活性化系(0.5 mL)中で 20 分以上 30~37°C で通気しながらプレインキュベートし、その後軟寒天と混合し、最小寒天培地表面に注ぎます。0.05 または0.1 mL の被験物質/被験溶液、0.1mL の細菌および 0.5mL の S9-mix または無菌緩衝液を、2.0mL の軟寒天に混合します。
(培養・計測)一つの試験におけるプレートは全て 48~72 時間、37°C で培養します。培養後、プレートあたりの復帰コロニー数を計測します。
(結果・考察)被験物質と陽性および陰性(無添加および/または溶剤)対照について、個々のプレート上の復帰コロニー数、平板あたりの復帰コロニーの平均個数および標準偏差を示し、考察致します。
【試験前に検討・決定が必要な基本事項例】
・被験物質量、菌株数や試験により異なりますのでお問い合わせください。ご希望条件に合わせてご案内いたします。
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
繊維製品の抗ウイルス効果を評価
●試験概要
① 検体(抗ウイルス加工品および標準布)にウイルス液を接種します。
② 25℃で2 時間静置
③ 培地を用いて、試料に付着したウイルスについて洗い出しを行う
④ 洗い出した液を段階希釈し、プラーク法によりウイルス感染価を測定
⑤ 次式により抗ウイルス活性値を算出し、抗ウイルス性能を評価
●抗ウイルス性能算出式
Mv = lg(Va)-lg(Vc)
Mv: 抗ウイルス活性値
lg(Va): 接種直後の標準布のウイルス感染価(PFU/ 試験片)の常用対数
lg(Vc): 2 時間静置後の抗ウイルス加工品のウイルス感染価(PFU/ 試験片)の常用対数
●プラーク法とは
ウイルスに感染した細胞が変性する特性を利用したウイルスの測定方法です。
培養細胞に検体から洗い出したウイルス液を接種したあと、全体を寒天のようなゲルで被い培養します。
ウイルスの感染により宿主細胞が損傷を受けている場合はゲルの色素を維持せず、感染した部分が白い斑点として現れます。
その斑をプラークと呼びます。プラークを数えることで、抗ウイルス性を評価します。
●ウイルス種
インフルエンザウイルスA型、ネコカリシウイルスのどちらか(もしくは一方)
【試験結果のご利用に関して】
HP、LP、営業資料等、広くお使いいただけます。
●検体例
布帛(ふはく)などの織物生地、つめもの、糸、衣服素材、寝具、家具用繊維や雑貨等、全ての繊維製品
ウイルスを用いた試験(不活化効果 評価試験)
開発済or開発中製品のウイルス不活化効果 確認・評価
※ 試験対象
薬剤等 → スプレー剤、液剤、置き型薬剤など
素材等 → 薬剤加工材、新素材など
ウイルスを用いた試験(不活化効果 評価試験)
【試験可能な検体例】
★ UV、LED
★ 光触媒(粉体原料)
★ 光触媒コーティングプレート
★ 光触媒コーティングライト
★ オゾン水発生装置
★ ナノバブル水
★ プラスチック
★ フィルム
★ 金属プレート
★ 多孔質素材
★ 洗剤
★ アルコール等除菌液
★ 繊維
★ 空気清浄機
★ 抗菌
★ 抗ウイルス薬剤
★ 機能性食品
★ 生理活性物質
★ マスク
★ 防護服
★ 二酸化塩素商品(空間除菌)
★ 次亜塩素酸商品(空間除菌)
★ 体外診断薬
など
ライブイメージング(ライブセルイメージング、生体イメージング、バイオイメージング)は、タイムラプス撮影が可能な蛍光顕微鏡やライブセルイメージングシステムを用い、細胞を生きた状態で観察できる手法です。細胞の働きや遺伝子の発現の様子を観察することが可能です。再生医療や細胞生物学の分野、医薬品の開発...
培養観察や胚発生時の動きの観察、幹細胞の挙動観察、細胞増殖やコンフルエンス、細胞移動、創傷治癒、細胞死の分析、幹細胞の挙動観察、培養観察、スフェロイド観察、生体内調査、トランフェクション効率の決定、下等真核生物の観察、タンパク質発現のトラッキング、定量化などの観察用途
・第2のラボとして!
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用