タンパク質の発現、精製、結晶化、構造解析
E.coli
T7 promoter Expression strains:
BL21(DE3), BL21-Gold (DE3), BL21-GoldBL21(DE3)pLysS, Rosetta2(DE3), Rosetta2(DE3)pLysS, BL21(DE3)AI, T7 express, KRX
Tac promoter expression strains:
Novablue & Top10
Baculo-insect
Sf9, Sf21, Hi5
Mammalian
Variety of suspension cell lines
標的タンパク質および CD63 を発現しているエクソソームを用いて、エクソソーム表面上に存在する標的タンパク質の3次元構造を認識する抗体を選択します。高性能な抗 CD63 抗体(クローン 8A12 )を F(ab)´ 2 化することにより、高い S/N比 を実現します。
下記のメニューがご対応可能です。
(1)免疫(マウス1系統3匹)
抗原タンパク質はカスタマー様がご用意。マウスに免疫し、抗体価の確認まで。
(2)細胞融合し、エクソソームなどを用いたスクリーニング
(3)精製抗体とハイブリドーマ(3クローンまで)納品
(4)抗体の大量調製
表示価格は、(1)免疫(マウス1系統3匹)となります。その他メニューの金額についてはお問合せください。
エクソソーム表面上に存在する標的タンパク質の3次元構造を認識する抗体を作製・選択
構造が不明あるいは化学合成が困難な代謝物を、数ミリグラムからグラムスケールまで調製いたします。動物組織由来のミクロソームやサイトゾルなどを酵素源とした生合成により、CYP代謝物、グルクロン酸抱合体、グルタチオン抱合体、硫酸抱合体などを調製いたします。
化学的に合成が困難な代謝物について細菌などを用いて合成
化学的に合成が困難な代謝物の生合成
医薬品の開発
非臨床試験および臨床検体測定の技術を用いて、様々な代謝試験を実施しています。試験の目的に応じて、代謝試験を実施します。RI 試料(放射性標識試料)や非RI 試料(非放射性標識試料)から、代謝物を検索し、代謝物構造を推定します。
・開発ステージの非臨床ADME試験
・信頼性保証対応試験
・NDA申請のための試験
医薬品の開発
ヒトや各動物種の肝細胞または細胞画分(ミクロソーム、S9)中の代謝速度から、被験物質の代謝酵素に対する安定性を評価いたします。また、得られた代謝物について、高分解能MS(Orbitrap MSシステム)を用いた構造推定を実施することも可能です。
・開発ステージの非臨床ADME試験
・信頼性保証対応試験
・NDA申請のための試験
医薬品の開発
細胞間のコミュニケーションを媒介する膜構造として細胞外小胞が注目を集めています。そのなかで一番小さい粒子に分類されているエクソソーム(直径30~200 nm)は、内部にタンパク質やmicroRNAを含有しており、膜表面に局在しているタンパク質分子とともに疾患の治療や予後診断への応用が期待できます。
・LC-MS/MSを基盤とした分析サービスです。
・分析計画の段階から専門家がご相談に応じます。
・ご提供試料の前処理からデータ解析まで国内で完結させます(一気通貫)。
・臨床試料の分析も実績多数です。
・他社に依頼してうまくいかなかった試料についてもぜひご相談ください。むずかしい分析は大歓迎です。
本分析サービスでは、各種体液から精製されたエクソソーム画分を分析の対象としています。
・培養上清
・血漿/血清
・尿
・その他
バイオマーカー探索やエクソソーム単離法の開発などにご利用いただけます。
ヒトタンパク質の3分の1には糖鎖が結合していると言われており(グリコシル化)、とくに膜タンパク質の糖鎖は細胞間の相互作用や細胞認識に重要な役割を果たしています。また、異常な糖鎖構造は腫瘍マーカーの候補としても有用です。当分析サービスでは、グリコシダーゼ処理とLC-MS/MSを用いてN結合型糖鎖...
・LC-MS/MSを基盤とした分析サービスです。
・分析対象のタンパク質にN-glycosidase Fを作用させます(脱グリコシル化処理)。糖鎖結合部位は、脱アミド化したアスパラギン残基、すなわちアスパラギン酸残基として同定します(質量差0.984 Da)。このように、酵素反応と質量分析を組み合わせてNグリコシル化部位を確実に同定します。
・分析計画の段階から専門家がご相談に応じます。
・ご提供試料の前処理からデータ解析まで国内で完結させます(一気通貫)。
・臨床試料の分析も実績多数です。
・他社に依頼してうまくいかなかった試料についてもぜひご相談ください。むずかしい分析は大歓迎です。
次のような研究に最適です。
・培養細胞や生体組織のNグリコシル化を網羅的に調べる。
・エクソソーム間の膜表在性糖鎖の違いを検出する。
・プルダウン精製したタンパク質のNグリコシル化部位をもれなく同定する。
全ゲノムシーケンスは1度のアッセイで検体ゲノムの構造を解析し、あらゆる変異を検出します。検体がヒトならばがんなど様々な病気、そして人類の進化やゲノム薬理学の研究に適用されます。
ランダムに切断された数千万–数億のDNA断片の塩基配列を同時並行的に決定することができる。
これらのデータを統合することで、1度のアッセイで100Gbpを越える配列を高い精度で決定することが出来、ゲノムの大きい生物の全ゲノムのシーケンスを可能としている。
MinIONやGridIONを用いてリアルタイム、ロングリード、ダイレクトなDNAシークエンスを行えるだけでなく、PromethIONを用いればより大規模な解析が可能。
【おすすめポイント】
Oxford Nanoporeは、新世代のDNA・RNAシーケンシングテクノロジーを開発しました。ポケットスケールから通常スケールまでで、ネイティブなDNAまたはRNAを解析し、あらゆる長さのフラグメントをシーケンスして短尺から超長尺リードを達成できる、リアルタイム解析(迅速な洞察)を提供する唯一のシーケンス技術です。
Co-LABO MAKERは複数の大学・企業と連携し、お客様のニーズに寄り添ったオーダーメイドの解析を実現しています。
【Nanoporeシーケンスとは】
Nanopore sequenceは、従来の次世代シーケンサーを超える「真の次世代シーケンサー」と呼べる技術です。データ取得までの時間は大幅に早くなり、機会は手のひらサイズに、そしてリード長は長くなりました。
Nanopore sequencerは核酸を一分子ずつ小さな穴(これをNanoporeと呼ぶ)に通し、塩基ごとに生じる微小な電流変化を元にその配列を解読する技術です。従来の次世代シーケンサーとはことなり、核酸を増幅・伸張することなく解読することができます。リード長には機器の性質上の限界は理論上存在せず、実際MimIONを用いた場合で、993kbpのリードが得られたことが報告されています。リードが少ない場合や、ゲノムが複雑でアセンブリが困難な場合などに特に力を発揮する技術です。
【シーケンス適応範囲】
Nanopore sequencerではDNAを対象とした全ゲノムライブラリー調整によって、de novoアセンブリー、フェージング解析、メチルか解析、構造変異解析などを行うことができます。さらに、RNAを対象とした場合には、完全長のRNA配列を得られることから、発現量解析によるRNA-seqだけでなく、スプライシングバイリアント解析や、融合遺伝子解析などを行うことも可能です。また、RNAをcDNAに変換することなくdirect RNA-seqを行うことも可能です。
【Oxford Nanopore MinION】
最も軽量でコンパクトなシーケンサー。大きさは手のひらサイズで持ち運びが可能である。得られたリードはリアルタイムで解析をすることができる。
【Oxford Nanopore GridION】
MinIONと同様のセルを最大で5セル搭載した並列型のシーケンサー。1セルあたりのスループットは約5~20Gb。
【Oxford Nanopore PromethION】
PromethION専用のセルを最大で48セル搭載し、ハイスループットな実験を可能にしたシーケンサー。1セルあたりのスループットは30~120Gb。最大1Mbまでの超ロングリードが可能(サンプルの品質に依存する)。サンプル量は10pg~1µg程度で解析可能。
【納期目安】
サンプルの量やデータ量などによって異なりますので、まずはお問合せください。