有機化学、高分子化学、マイクロ波化学を基盤として環境にやさしい機能性材料の開発を目指して研究に取り組んでいます。
■企業等との連携可能テーマ
・ケミカルリサイクルを指向した機能性高分子の合成
・マイクロ波照射を利用した省エネルギー化学合成
・有機―無機ポリマーハイブリットをはじめとする環境ナノ材料の創成
■技術の用途
構造材料、光学材料、耐熱材料など
生態由来のバイオ分子のもつ「自己組織化」「複合化」「分子認識」といった特性を生かした物質生産技術を開発しています。資源の有効利用、省エネルギー、環境にやさしいものづくりなど、化学・バイオ技術に対する社会的要請に応える研究開発を目指しています。
■企業等との連携可能テーマ
・各種乳化・分散技術を利⽤した⾷品および化粧品向けコロイド分散系の作製と特性評価(粒径分布、安定性など)
・生体分子を基盤とした微粒子材料、ゲル素材の作製と機能成分のカプセル化、分散化技術の開発
・酵素反応を利用した機能性分子の合成、製造技術の開発
■技術の用途
優れた機能を有する⾷品素材、化粧品素材、医⽤材料の開発ほか、バイオマス資源の有効利用や廃棄物のリサイクル技術、⾼効率な分離技術を応用したバイオ生産プロセスの開発に向けて基礎から研究を行っています。
赤外(透過,ATR,RAS),近赤外(透過,拡散反射),ラマン(785 nm 励起)の測定と,得られたデータの解釈についてコンサルティングをします.
試験計画の立案可能
液体,高分子フィルム,ハイドロゲル,粉体,など
結晶中の原子や分子の精密な立体構造を知ることができる装置です。化学、材料化学、天然物化学、薬学、金属学や鉱物学の様々な分野において重要な結晶構造について精密な情報が得られます。100から300ケルビンまでの広い温度範囲で測定が可能です。構造解析についても相談に応じます。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
有機、無機分子問わず、単結晶試料全般の基礎から応用研究
粉末状固体試料のBET、ラングミュア比表面積、および細孔分布と細孔容積を計測する装置です。本装置では、比表面積と細孔分布を窒素ガスの物理的な吸着・脱離における等温線データから求めます。その他のガス吸着も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
ゼオライト、活性炭、配位高分子(金属錯体)などの多孔性試料の基礎と応用研究
磁場中の試料にラジオ波を照射して核スピンの信号を観測します。信号の処理を行い、試料の構造解析を行います。
試験方法の要望対応不可
試験計画の立案不可
溶媒に可溶な反磁性分子の構造推定など
試料に532ナノメートルのレーザー光を照射し、発生するラマン散乱光を利用して物質の化学組成や分子構造を解析できます。有機物から無機物までの幅広い機能性材料の研究開発に利用できる装置です。測定可能範囲は100から3000cm-1です。6から300ケルビンまでの広い温度範囲で測定も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
物質の構造推定および物性測定など
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その重量を連続的に測定する技術です。試料の重量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は室温から1000℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱重量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その熱容量(比熱)を連続的に測定する技術です。試料の熱容量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は-150から500℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱容量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
指導経験の豊富な大学教員が蛍光の低分子を用いた糖鎖の蛍光標識法を指導します。また、蛍光標識糖鎖の生化学的な解析方法についても指導します。
・試験方法の要望対応可能
・試験計画の立案可能
・指導経験が豊富
・糖鎖解析の技術獲得
・蛍光標識方法や解析方法の獲得