食品、化粧品、医薬品などの期限設定のための保存試験です。
・検体を保管した後、微生物汚染度、油の酸価、水分活性等を測定して、食品、化粧品等の消費期限、使用期限を検査します。
・加速試験(温度を上げて理論的な保存日数を早める方法)も行えます。
・食品、化粧品などの消費期限、賞味期限、使用期限の設定に
検体に試験細胞を滴下し、光を照射したときに試験細胞の生存率を求めて検体に光が当た時の毒性を判定します。
試験方法:OECD TG432
・化粧品、化粧品原料の安全性試験
・医薬品、医薬部外品の安全性試験
など
遺伝子を改変した微生物に検体を作用させた時に、遺伝子配列に突然変異を起こさせるかどうかを調べる方法。(Ames試験)
試験方法:OECD TG471
・化粧品、化粧品原料の安全性試験
・医薬品、医薬部外品の安全性試験
など
培養表皮細胞に検体を接触させ細胞が受ける損傷度合いから皮膚に対する刺激性を判定します。
試験方法:OECD TG439
・化粧品、化粧品原料の安全性試験
・医薬・医薬部外品の安全性試験
など
細胞の核型解析をG-band法にて実施し、染色体の異常の有無について、結果をお返し致します。
・全染色体の解析を行い、染色体の異常の有無をご報告致します。
・試験計画書、試験報告書、信頼性保証書の発行にも対応致します。
MSC、iPS細胞等の品質試験、規格試験
日本薬局方参考情報に準じた試験法となります。 培養法、DNA染色法、核酸増幅法(NAT)をご選択頂きます。
・日本薬局方参考情報に準じた試験法で実施致します。
・培養法の試験実施前には、発育阻止因子の試験を実施致します。
・マイコプラズマ否定試験(NAT)の試験前には、バリデーションを実施する必要がございます。供試検体の検出感度を確認した上で、本試験の結果をご報告致します。
・測定標準手順書を作成致します。
・信頼性の基準で試験を実施します。
細胞製剤・培養上清・バイオ医薬品・原料等の品質試験、規格試験、受入試験
日本薬局方に準じた試験法となります。 光学的定量法の比濁法で実施致します。
・日本薬局方に準じた試験法で実施致します。
・本試験の前に反応干渉因子試験を実施し、試験時の反応を干渉(反応促進、または阻害)する因子の有無を事前に確認致します。
・測定標準手順書を作成致します。
・信頼性の基準で試験を実施します。
細胞製剤・培養上清・バイオ医薬品・原料等の品質試験、規格試験、受入試験
日本薬局方に準じた試験法となります。 直接法とメンブランフィルター法を検体量や性状によりご選択頂きます。
・日本薬局方に準じた試験法で実施致します。
・本試験の前に手法の適合性試験を実施致します。
・測定標準手順書を作成致します。
・信頼性の基準で試験を実施します。
細胞製剤・培養上清・バイオ医薬品・原料等の品質試験、規格試験、受入試験
非無菌製品(医薬品や化粧品など)を対象とする試験です。生菌数測定試験では、製品中に含まれる生菌の種類と数を調べます。特定微生物試験では、製品に特定の微生物が存在するかを調べます。
生菌測定試験では以下の微生物数をカンテン平板混釈法・カンテン平板塗抹法・メンブレンフィルター法・MPN法などを用いて測定します。
・好気性微生物
・真菌
特定微生物試験では以下にあげる微生物の存在を、対象微生物ごとに適した培地、培養方法によって調べます。
・胆汁酸抵抗性グラム陰性菌
・大腸菌
・サルモネラ
・緑膿菌
・黄色ブドウ球菌
・クロストリジア
・カンジダ・アルビカンス
・リステリア・モノサイトジェネス
など
試験規格は以下の規格に実績があります。リストにない規格についても試験可能です。
・日本薬局方
・ISO規格(17516, 18416, 221150など多数の規格)
・日本化粧品工業連合会
・化粧品微生物限度試験法
など
試験期間は試験方法、試験項目、検体数などに依ります。
最短2週間となります。
GMP Grade 1・GMP Grade2対応の保管庫を兼ね備え、お客様のニーズに合わせて各種生物の細胞・組織・血清・血漿等を保管します.液体窒素またはディープフリーザーでの保管が可能。検体管理はCSV対応した自動管理システムを導入。オプションで保管期間中の温度データもご提供いたします。
<詳細>
・GMP Grade 1環境での保管
DR-245LM7(太陽日酸):最大5184本収納可能な液体窒素保管庫
DR-430LM7(太陽日酸):最大12960本収納可能な液体窒素保管庫
REVCO TSX (Thermofisher):CO2自動冷却補助装置設置型の超低温フリーザー
・GMP Grade 2環境での保管
DR-760LM7(太陽日酸):最大20736本収納可能な液体窒素保管庫
<検体管理システム>
・S-Cell manager(清水建設株式会社)
GMP Grade 1保管庫で採用。21 CFR part11対応で医薬品製造用セルバンクの管理に最適。情報漏洩リスク回避のために閉鎖ネットワーク内に設置。
・R-ISM®(富士フィルムイメージングシステムズ株式会社)
GMP Grade 2保管庫で採用。RFID(radio frequency identifier)という、固有のID情報を埋め込んだICタグを無線通信によって読み書きする技術を使用した管理システム。閉鎖ネットワーク内に設置。