粉体試料の吸収スペクトルを測定できる装置です。積分球にユニットよる拡散反射型の測定が可能です。反射率をKM変換することで固体物質のバンドギャップを見積もることができます。
試験方法の要望対応不可
試験計画の立案不可
物質の構造推定および物性測定など
超音波の伝搬や反射によって試料のバルク粘弾性、表面粘弾性、密度を測定できます。 これを応用してメガヘルツ周波数のtanδと摩擦係数の関係や表面劣化評価、樹脂やエラストマー・ゲルのスキン層評価、インクの高周波粘弾性の比較による高速変形への影響評価などができます。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
固体(樹脂やエラストマー・ゲル)、液体(インクジェットインク、コーティング剤、塗料)
主な利用法は定性分析(同定)で、既知試料の回折パターンと照合することで測定試料の同定を行います。その他にも、ピークの有無や強度による結晶性や配向評価、ピーク幅による結晶子サイズを評価可能です。試料の回収が可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
岩石、粘土鉱物の分析、樹脂中の無機物質の分析、腐食生成物や固体異物の分析、セラミックスや固体無機材料の研究など
粉末状固体試料のBET、ラングミュア比表面積、および細孔分布と細孔容積を計測する装置です。本装置では、比表面積と細孔分布を窒素ガスの物理的な吸着・脱離における等温線データから求めます。その他のガス吸着も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
ゼオライト、活性炭、配位高分子(金属錯体)などの多孔性試料の基礎と応用研究
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その重量を連続的に測定する技術です。試料の重量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は室温から1000℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱重量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その熱容量(比熱)を連続的に測定する技術です。試料の熱容量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は-150から500℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱容量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
固体または液体試料の発光挙動を測定できます。室温と液体窒素温度(77ケルビン)で測定が可能です。
試験方法の要望対応不可
試験計画の立案不可
有機物、無機物、金属錯体などの発光スペクトル測定。