致死性不整脈を評価するin vitro非臨床試験で広く実施されているhERG試験はIkrチャネルのみの評価であるのに対し、ヒトiPS細胞由来心筋細胞と微小電極アレイシステムを用いた心毒性評価は、心電図波形に類似した細胞外電位が得られるとともに、薬剤の催不整脈作用を評価する事が出来ます。
医薬品
培養細胞を用いて、心毒性の指標となるhERG チャネルへの結合をhERGタンパク質の膜発現を指標に評価します。短期間で多検体を評価可能です。
・多検体の迅速評価が可能
・試験内容は柔軟に対応可能
医薬品や候補化合物等の心毒性の簡易評価
In vitroにおける化合物の物性・代謝安定性の評価を行います。評価可能項目はlogD、PBS溶解度、膜透過性(PAMPA)、肝ミクロソームでの代謝安定性、血漿タンパク質結合性、ヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いた心毒性予測です。
・専門担当者による試験内容のコンサルテーション実施や測定結果に対する相談の対応
・化粧品や医薬品等の幅広いサンプルでの解析が可能
・ヒトiPS細胞由来の心筋細胞を用いた心毒性予測もできる
化粧品・医薬部外品・医薬品等への利用を目指した化合物や天然物、生理活性物質が対象サンプルとします。
世界初、タンパク質フリー、低分子化合物による分化誘導法によりヒトiPS細胞から心筋細胞を作製します。 創薬プロセスの効率化、新薬の成功確率の向上に貢献します。
疾患モデルとして病態解析や創薬研究ツールとして利用できます
患者由来または、ゲノム編集によるモデル細胞を用いた疾患メカニズムの解析
モデル細胞を用いた創薬スクリーニング
心毒性評価