検索結果:機器訪問利用カテゴリ「誘導結合型」(1件)
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茨城県
機器訪問利用
プラズマを利用したガスによって加工する方法をドライエッチングと呼び、半導体に精密な凹凸を形成することができます。
可能な実験例
〇バレル型プラズマエッチング装置
円筒型の石英管の周りに電磁誘導コイル、または一対の容量結合電極を設置し、RFパワーを印加することによってプラズマが生成されます。
レジストのアッシングに用いられています。
〇CCPプラズマエッチング装置
CCP(容量結合型プラズマ)は平行平板型の一対の電極間にRFパワーを印加することによってプラズが生成されます。平行平板型RIE(反応性イオンエッチング)装置とも呼ばれています。
SiO2のエッチングに用いられています。
〇マグネトロンRIE装置
電界と磁界の相互作用で電子をサイクロイド運動させることによって、高密度プラズマが生成されます。RIEに永久磁石または電磁コイルで形成した磁界を加えたものです。
SiO2のエッチングに用いられています。
○ECRプラズマエッチング装置
ECRとは電子サイクロトロン共鳴と呼ばれ、マイクロ波の電界と磁場の静磁界の共鳴作用で電子がサイクロトロン運動をするので、高密度プラズマを生成することが出来ます。
導電性材料であるゲート材料やSi、Al配線などの微細加工に用いられています。
○ICPプラズマエッチング装置
ICPとは誘導結合型プラズマと呼ばれ、高周波電流をコイルに流して形成された磁界によって高密度プラズマが生成されます。
導電性材料であるゲート材料やSi、Al配線などの微細加工に用いられています。
○ヘリコーン波プラズマエッチング装置
ICPプラズマエッチング装置にさらに直流磁界を付加して高密度プラズマを生成する装置です。
※組織により上記実験ができない場合がございます。