- カテゴリから探す
- コラボメーカーとは
- ご利用ガイド
- 導入事例
- ラボを貸す・受託する
工業分野において硬さ試験を行う目的は試験片の強度を知るためですが、硬さ試験機は引っ張り試験機や疲労強度測定とは異なり、非破壊試験にて試験片の強度を知ることができます。特にビッカース硬さ試験機は、圧子と荷重の組み合わせにより硬さが異なって測定されることはなく、試験片を様々な試験荷重で測定した場合でも、同じ硬さとして認識することができます。また、柔らかい材質から硬い材質まで、硬さを測定することが可能です。
硬さ=荷重/圧痕の表面積
ビッカース硬さ試験機は、ダイヤモンド圧子で圧痕を付けた後に顕微鏡やCCDカメラを用いて圧痕の大きさを観察し、大きさを測定します。
ビッカース硬さ試験金機の中でも、薄膜や表面硬化層などの測定に用いられるマイクロビッカーズは、試料台を㎛単位で移動させることができるため、測定位置の確定が容易です。
ビッカース硬さ試験機について、試験方法はJIS Z 2244、基準片の校正についてはJIS B 7735にて規定されています。測定者は、基準片の硬さ測定を5回行い、圧痕測定値の平均値のばらつきの標準偏差を求め、偏りの補正を行います。
測定者ごとに基準片を用いて鏡面試料の表面にピントを合わせることで、測定結果のばらつきを防ぐことができます。
硬さ試験はまず、試験機の押し込み荷重と荷重をかける時間を設定します。試験片を試験台にのせ、顕微鏡またはCCDカメラの焦点を合わせます。圧痕を付与した後、圧痕の対角線の長さを測定します。
同一の試験片で硬さを測定する場合は、すでにある圧痕の中心から4d以上の距離を離しておく必要があります(dは対角線の平均の長さです)。
※組織により上記実験ができない場合がございます。