室温から1100℃までの温度範囲で利用可能です。プログラム制御により昇温、等温保持、降温の時間制御が可能です。各種ガス雰囲気下での利用が可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
セラミックスなどの合成。ただし、発火性および爆発性のある試料の使用は不可。
主な利用法は定性分析(同定)で、既知試料の回折パターンと照合することで測定試料の同定を行います。その他にも、ピークの有無や強度による結晶性や配向評価、ピーク幅による結晶子サイズを評価可能です。試料の回収が可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
岩石、粘土鉱物の分析、樹脂中の無機物質の分析、腐食生成物や固体異物の分析、セラミックスや固体無機材料の研究など
専門家の指導を受けながら、放電プラズマ焼結装置をはじめ、充実したハイスペックな焼結装置でセラミックスの最先端の実験が可能な実験室。200V電源対応の装置の持ち込みも可能なので、目的に合わせた実験も可能。
・セラミックスの焼結装置が充実
・専門家の指導が受けられる
・機器の持ち込みが可能
・無機材料創製
・電気回路の検証
・セラミックスの試作
・焼結技術の習得
・電気回路の検証・最適化
・研究プロジェクトを始める前の予備実験などに!
・自社で行えないサイドプロジェクトを行う場としての使用
フォノン(音、振動、熱)の伝播方向の制御技術について研究開発しています。特に熱を伝えにくいセラミックスや合金中に高い熱伝導率を示す結晶を分散させ、熱流を制御した材料・部品の開発を行います。又、圧電体素子による生体高分子検知用ピエゾセンサを開発します。
■企業等との連携可能テーマ
・フォノ二クスに関連した熱流制御技術(鉄系合金/窒化物コンポジット材料、ポリマー/窒化物コンポジット材料)
・熱電特性に関する物性研究:電子-フォノン系伝導機構(Liイオン電池正極材料の伝導機構、層状酸化物の伝導機構)
・圧電体を利用したピエゾバイオセンサーの研究開発(生体高分子検知、センサーセル構築、コンポジット誘電体材料の開発)
■技術の用途
システムから排出される拡散的な熱エネルギーを特定の方向に誘導するサーマルフォノ二クス技術を開発することで材料・部品の摩擦摩耗特性や加熱冷却特性を改善するために、エンジンやモーターの摺動部や半導体放熱基板に適用します。