1. エンジニアリング系:難焼結性炭化物,窒化物セラミックスの作製と特性評価;原料(合成,粉砕),成形(CIP),焼結体作製(SPS/ HP/ HIP).機械的特性(強度/靭性),高温特性(強度,応力歪曲線)評価 2. エレクトロニクス系:Fe-Si/ ferrite軟磁性体の作製法,磁気特性の評価
1.エンジニアリング系;軽量高耐熱性のガスタービン部材,航空機用耐熱部材,
2. エレクトロニクス系;高磁束密度,高周波での高透磁率,EV用電源機器
FDM法3Dプリンターによるセラミックスの造形と焼結体作製,アルミナ,フェライト,バイオアパタイト
量産前の各種試作部品のモデルの作製,医療用(人工骨,歯根)
ゾルゲル法,クエン酸ゲル法,各種粉砕法(ジェットミル,遊星ボールミル)メカノフュージョンによる複合粉体の調製
メタル/セラミックスのハイブリッド粉体,セルロースナノファイバーの応用
フォノン(音、振動、熱)の伝播方向の制御技術について研究開発しています。特に熱を伝えにくいセラミックスや合金中に高い熱伝導率を示す結晶を分散させ、熱流を制御した材料・部品の開発を行います。又、圧電体素子による生体高分子検知用ピエゾセンサを開発します。
■企業等との連携可能テーマ
・フォノ二クスに関連した熱流制御技術(鉄系合金/窒化物コンポジット材料、ポリマー/窒化物コンポジット材料)
・熱電特性に関する物性研究:電子-フォノン系伝導機構(Liイオン電池正極材料の伝導機構、層状酸化物の伝導機構)
・圧電体を利用したピエゾバイオセンサーの研究開発(生体高分子検知、センサーセル構築、コンポジット誘電体材料の開発)
■技術の用途
システムから排出される拡散的な熱エネルギーを特定の方向に誘導するサーマルフォノ二クス技術を開発することで材料・部品の摩擦摩耗特性や加熱冷却特性を改善するために、エンジンやモーターの摺動部や半導体放熱基板に適用します。