粉末状固体試料のBET、ラングミュア比表面積、および細孔分布と細孔容積を計測する装置です。本装置では、比表面積と細孔分布を窒素ガスの物理的な吸着・脱離における等温線データから求めます。その他のガス吸着も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
ゼオライト、活性炭、配位高分子(金属錯体)などの多孔性試料の基礎と応用研究
磁場中の試料にラジオ波を照射して核スピンの信号を観測します。信号の処理を行い、試料の構造解析を行います。
試験方法の要望対応不可
試験計画の立案不可
溶媒に可溶な反磁性分子の構造推定など
試料に532ナノメートルのレーザー光を照射し、発生するラマン散乱光を利用して物質の化学組成や分子構造を解析できます。有機物から無機物までの幅広い機能性材料の研究開発に利用できる装置です。測定可能範囲は100から3000cm-1です。6から300ケルビンまでの広い温度範囲で測定も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
物質の構造推定および物性測定など
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その重量を連続的に測定する技術です。試料の重量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は室温から1000℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱重量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
液体または固体試料を一定の速度で加熱しながら、その熱容量(比熱)を連続的に測定する技術です。試料の熱容量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着・脱着、相転移などの反応に関する情報が得られます。測定温度範囲は-150から500℃程度です。窒素ガス雰囲気下での測定も可能です。
試験方法の要望対応可能
試験計画の立案可能
高分子、有機物、無機物、金属錯体、薬品などの熱容量分析。ただし、発火性および爆発性のある試料の測定は不可。
指導経験の豊富な大学教員が蛍光の低分子を用いた糖鎖の蛍光標識法を指導します。また、蛍光標識糖鎖の生化学的な解析方法についても指導します。
・試験方法の要望対応可能
・試験計画の立案可能
・指導経験が豊富
・糖鎖解析の技術獲得
・蛍光標識方法や解析方法の獲得
食品などに含まれる脂質を抽出・精製し、分子種の同定や、成分分析、構造解析を行います。
・脂質の専門家による解析
・抽出精製から構造決定まで完結
・食品に含まれる脂質の同定
・食品の品質確認
フォノン(音、振動、熱)の伝播方向の制御技術について研究開発しています。特に熱を伝えにくいセラミックスや合金中に高い熱伝導率を示す結晶を分散させ、熱流を制御した材料・部品の開発を行います。又、圧電体素子による生体高分子検知用ピエゾセンサを開発します。
■企業等との連携可能テーマ
・フォノ二クスに関連した熱流制御技術(鉄系合金/窒化物コンポジット材料、ポリマー/窒化物コンポジット材料)
・熱電特性に関する物性研究:電子-フォノン系伝導機構(Liイオン電池正極材料の伝導機構、層状酸化物の伝導機構)
・圧電体を利用したピエゾバイオセンサーの研究開発(生体高分子検知、センサーセル構築、コンポジット誘電体材料の開発)
■技術の用途
システムから排出される拡散的な熱エネルギーを特定の方向に誘導するサーマルフォノ二クス技術を開発することで材料・部品の摩擦摩耗特性や加熱冷却特性を改善するために、エンジンやモーターの摺動部や半導体放熱基板に適用します。
アルゴン下での合成実験、実験設備のセットアップ方法等を指導します。
★都内からのアクセス抜群
★不安定化合物取り扱いのエキスパートから実験方法のアドバイス、サポートも可能です!!
・医薬品・液晶向け低分子量化合物の合成などの実験指導します。
・特に空気中の酸素や水分を厳密にシャットアウトした環境下での実験テクニックの習得が可能です。