検索結果:機器訪問利用カテゴリ「ペプチド」(2件)
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東京都
機器訪問利用
円偏光の吸収の差(円二色性: CD)を測定する装置です。光学活性な分子の構造や電子状態、立体配置に関する情報が得られます。
可能な実験例
・既知有機化合物の光学異性体識別
キラル分子のCDスペクトルは横軸を中心として対称となります。そのため、容易に光学異性体の識別が可能となります。また、既に構造が判明している化合物の類似体について、CDスペクトルを比較することによって立体配置の推定も可能です。
・タンパク質の二次構造推定
タンパク質に含まれるαヘリックス、βシート、不規則構造において、それぞれ特徴的なコットン効果が確認されています。構造未知のタンパク質のCDスペクトルを測定することで、ヘリックス含量の推定が可能となります。
・核酸の立体配座解析
DNAを構成する核酸は、二重らせん構造のピッチや含有する塩基によって特徴的なコットン効果を示します。なので、その立体配座解析のためにCDスペクトル測定が有用です。
・食品の昆虫混入時期推定
昆虫の体を構成するタンパク質が加熱処理により変性する性質を用いて、加熱処理の前後どちらで混入したかを推定することが可能です。昆虫類が特異的に有するタンパク質を測定対象にし、その二次構造変化を追うことで実現します。
※組織により上記実験ができない場合がございます。
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茨城県
機器訪問利用
核磁気共鳴法(NMR)は、磁場中での原子核の共鳴現象を利用して、原子レベルの化学構造や分子運動性を解析できる手法です。 試料を溶媒に溶かすことなく測定するため、固体状態そのままの構造情報を得られます。
可能な実験例
〇多孔質物質の構造解析
29Siを測定することで、構造を推定することができます。
〇ペプチド・ポリペプチドの構造解析
13Cを測定し、構造を推定することができます。
〇ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の評価
13Cについてsp3とsp2の割合を解析することで、DLCの評価を行うことができます。
〇高分子材料における結晶化度の定量
DD/MAS 法にて得たスペクトルを用いることで、結晶相の炭素、非晶相の炭素の割合を比較することで、結晶化度を測定することができます。
※組織により上記実験ができない場合がございます。