試料を構成している元素間の振動や回転についての情報を得ることで、試料の構造推定や定性分析に利用できます。粉末試料をKBrと混合してペレット化したサンプルを透過法で測定します。有機物から無機物までの幅広い機能性材料の研究開発に利用できる装置です。測定可能範囲は400から8000cm-1です。AT...
試料に532ナノメートルのレーザー光を照射し、発生するラマン散乱光を利用して物質の化学組成や分子構造を解析できます。有機物から無機物までの幅広い機能性材料の研究開発に利用できる装置です。測定可能範囲は100から3000cm-1です。6から300ケルビンまでの広い温度範囲で測定も可能です。
有機化学、高分子化学、マイクロ波化学を基盤として環境にやさしい機能性材料の開発を目指して研究に取り組んでいます。
■企業等との連携可能テーマ
・ケミカルリサイクルを指向した機能性高分子の合成
・マイクロ波照射を利用した省エネルギー化学合成
・有機―無機ポリマーハイブリットをはじめとする環境ナノ材料の創成
■技術の用途
構造材料、光学材料、耐熱材料など