致死性不整脈を評価するin vitro非臨床試験で広く実施されているhERG試験はIkrチャネルのみの評価であるのに対し、ヒトiPS細胞由来心筋細胞と微小電極アレイシステムを用いた心毒性評価は、心電図波形に類似した細胞外電位が得られるとともに、薬剤の催不整脈作用を評価する事が出来ます。
生体内で発現しているタンパク質は、他の特定のタンパク質や低分子との相互作用を介してその機能を発現しています。相互作用分子を精製するための常法としてプルダウン法が用いられています。通常の実験では、磁性粒子(ビーズ)担体の表面に、研究対象のタンパク質、抗体あるいは合成低分子化合物を固定してから、担...
・LC-MS/MSを基盤とした分析サービスです。
・結合タンパク群の複雑度に合わせて最適な分析手順を提案いたします。
・分析計画の段階から専門家がご相談に応じます。
・ご提供試料の前処理からデータ解析まで国内で完結させます(一気通貫)。
・臨床試料の分析も実績多数です。
・他社に依頼してうまくいかなかった試料についてもぜひご相談ください。むずかしい分析は大歓迎です。
抗菌、抗カビ剤の試験菌発育を阻止する最小濃度を測定する試験です。液体培地、寒天培地のいずれかにおいて試験を行います。
薬剤濃度が2倍希釈系列となるように培地を作成し、試験菌を接種します。培養し、試験菌が生えなかった濃度のうち一番低い濃度をMICとして判定します。
以下は試験菌種の例となります。リストにない菌についてはお問合せください。
・細菌
◦Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
◦Escherichia coli(大腸菌)、
◦Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)
◦klebsiella pneumoniae(肺炎桿菌)
・酵母
◦Candida albicans(カンジダ菌)
◦Rhodotorula rubra(赤色酵母)
・カビ
◦Aspergillus niger(クロコウジカビ)
◦Cladosporium cladosporioides(クロカビ)
◦Penicillium funiculosum(アオカビ)
◦Alternaria alternata(ススカビ)
業界最安級かつ短納期で「ウェットワイパー類の除菌性能試験方法」に準拠して製品の除菌性能を評価いたします。
●試験概要
(1)ステンレス板上に微生物を滴下、塗布する。
(2)ウエットワイプ(検体)と綿布(出来たら、抗菌薬剤で処理していない、検体と同じウエットワイプを提供して頂きたい。)でふき取る。
(3)5分後、ステンレス板上の微生物を洗い出す。
(4)不活化剤で処理する。
(5)洗い出し液を培地で培養して菌数を求める。
*拭き取り操作は「ふき取り性試験装置」ではなく「プレッシャーゲージ」を取り付けて一定圧にして手動でふき取りを行う場合がございます。
●菌種
大腸菌、黄色ブドウ球菌
*カビで行うことも可能です。
*最短30日の納期となりますが、試験機関の受付状況によりそれよりも長くなる可能性がございます。詳細は是非お問い合わせください。
【提供試験のポイント】
★ 抗ウイルス剤の噴霧試験が可能(23m^3の試験室:約6畳)
★ 浮遊ウイルスに対する不活化効果など確認・評価試験可能
★ 日本電機工業会 JEM 1467 附属書D に準拠した試験
【試験可能なウイルス】
★ インフルエンザウイルスA型
★ ヒトコロナウイルス
【試験品例】
次亜塩素酸水等の薬剤噴霧機
その他、同様な空間を用いて浮遊ウイルスに対する空気清浄機の性能評価の試験もご対応可能です。
ウイルスを用いた試験(不活化効果 評価試験)
【提供試験のポイント】
★ 抗ウイルスもしくは抗菌剤の噴霧試験が可能(23m^3の試験室:約6畳)
★ 付着ウイルスもしくは菌に対する不活化効果など確認・評価試験可能
★ 日本電機工業会 JEM 1467 附属書E に準拠した試験
【試験可能なウイルス、菌】
★ インフルエンザウイルスA型
★ ヒトコロナウイルス
★ 大腸菌
★ 黄色ブドウ球菌
【試験品例】
次亜塩素酸水等の薬剤噴霧機
表皮細胞の細胞加工受託
CPC施設を利用して、高い品質と再現性をもって表皮細胞を培養・加工いたします。1年以上連続培養も可能です。
【提供試験のポイント】
無血清培地使用、多様な細胞種類の提供、ヒトへの投与など、
ご希望に合わせた試験内容をご提案致します。
独自のネットワークにより、基礎研究だけでなく大学やクリニックと連携した臨床試験を実現します。
様々な細胞腫(気道上皮細胞、細気管支の生検から分離されたヒト初代培養気道上皮細胞、肺胞由来のヒト肺胞上皮細胞、肺線維芽細胞)の製造、加工を受託いたします。
癌モデルや老化モデルも対応可能です。
【可能な試験例など】
・ノックダウン細胞や遺伝子編集細胞の樹立
・ヒト表皮角化細胞を用いた分化促進試験
・ヒト皮膚線維芽細胞を用いたMMP-1産生抑制試験
・皮膚モデルを用いた皮膚刺激性試験(TG439)にて、被験物質が皮膚に刺激があるかを評価
・ヒト皮膚線維芽細胞を用いて、既知薬剤存在下で被験物質のオートファジー促進作用を評価
・三次元培養皮膚モデルの使用
・イオンチャネルに対する薬物機能試験
・炎症誘発性・抗炎症性試験
・粘液分泌試験
・ウイルス感染試験
・ドラッグデリバリー試験
・バイオマーカー探索
・急性及び慢性毒性試験
・Cytokines, chemokines, metalloproteinases リリース
・フローサイトメーターによる解析・ソーティング
※「再生医療等安全性確保法」にて規定される各種申請業務についてのサポートもさせて頂きます。