材料分析・化学分析・バイオ研究に対応する先端機器を備え、元素分析、分子構造解析、細胞培養、環境測定などが可能。高精度な測定技術を駆使し、幅広い研究分野の実験が行える大学のラボです。
超高感度タンパク質相互作用定量解析により、微細な蛋白質間相互作用を高精度で測定可能です。
超高感度タンパク質相互作用定量解析技術を使用することで、従来の方法に比べ、より高い感度と定量性で蛋白質間の相互作用を解析できます。
これにより、in vitroおよびin vivo環境での複雑な蛋白質複合体の解析が可能となり、さらに微細な結合力の違いまで定量的に調べることができます。
■ 高感度な定量解析
従来のウエスタンブロット法では限界のあった感度と定量性を大幅に向上させ、微量な蛋白質間相互作用も正確に測定できます。
■ ハイスループット解析
小規模なアッセイであっても、効率的に解析を行うことができ、多くのサンプルを迅速に処理できます。
■ in vitroからin vivoまで対応
精製蛋白質を使用した解析に加えて、細胞内での複雑な蛋白質複合体の挙動を、実際の生理的条件下で解析可能です。
■ 多様なベクター提供
多種多様なベクターを使用して、さまざまなニーズに合わせた蛋白質相互作用の解析が行えます。
標的タンパク質および CD63 を発現しているエクソソームを用いて、エクソソーム表面上に存在する標的タンパク質の3次元構造を認識する抗体を選択します。高性能な抗 CD63 抗体(クローン 8A12 )を F(ab)´ 2 化することにより、高い S/N比 を実現します。
構造が不明あるいは化学合成が困難な代謝物を、数ミリグラムからグラムスケールまで調製いたします。動物組織由来のミクロソームやサイトゾルなどを酵素源とした生合成により、CYP代謝物、グルクロン酸抱合体、グルタチオン抱合体、硫酸抱合体などを調製いたします。
非臨床試験および臨床検体測定の技術を用いて、様々な代謝試験を実施しています。試験の目的に応じて、代謝試験を実施します。RI 試料(放射性標識試料)や非RI 試料(非放射性標識試料)から、代謝物を検索し、代謝物構造を推定します。
・開発ステージの非臨床ADME試験
・信頼性保証対応試験
・NDA申請のための試験
医薬品の開発
ヒトや各動物種の肝細胞または細胞画分(ミクロソーム、S9)中の代謝速度から、被験物質の代謝酵素に対する安定性を評価いたします。また、得られた代謝物について、高分解能MS(Orbitrap MSシステム)を用いた構造推定を実施することも可能です。
・開発ステージの非臨床ADME試験
・信頼性保証対応試験
・NDA申請のための試験
医薬品の開発
細胞間のコミュニケーションを媒介する膜構造として細胞外小胞が注目を集めています。そのなかで一番小さい粒子に分類されているエクソソーム(直径30~200 nm)は、内部にタンパク質やmicroRNAを含有しており、膜表面に局在しているタンパク質分子とともに疾患の治療や予後診断への応用が期待できます。
ヒトタンパク質の3分の1には糖鎖が結合していると言われており(グリコシル化)、とくに膜タンパク質の糖鎖は細胞間の相互作用や細胞認識に重要な役割を果たしています。また、異常な糖鎖構造は腫瘍マーカーの候補としても有用です。当分析サービスでは、グリコシダーゼ処理とLC-MS/MSを用いてN結合型糖鎖...
・LC-MS/MSを基盤とした分析サービスです。
・分析対象のタンパク質にN-glycosidase Fを作用させます(脱グリコシル化処理)。糖鎖結合部位は、脱アミド化したアスパラギン残基、すなわちアスパラギン酸残基として同定します(質量差0.984 Da)。このように、酵素反応と質量分析を組み合わせてNグリコシル化部位を確実に同定します。
・分析計画の段階から専門家がご相談に応じます。
・ご提供試料の前処理からデータ解析まで国内で完結させます(一気通貫)。
・臨床試料の分析も実績多数です。
・他社に依頼してうまくいかなかった試料についてもぜひご相談ください。むずかしい分析は大歓迎です。
ペプチドのハイスペックな合成機による化学合成と大腸菌発現系での生合成ができるレンタル実験室。FPLC等による精製から凍結乾燥も可能です。質量分析装置による構造決定やHPLCを応用した定量解析法など、分析設備も充実。
・ペプチド合成から精製・分析の装置が充実
・大腸菌発現系でのペプチドの生合成も可能
・ 150 ㎡以上の広い実験室
・機器の持ち込みが可能
・平日18時以降の利用が可能