酵母の培養に必要な大型と小型のジャーファーメンターを完備。培養細胞や酵母の分子生物学的な解析からHPLCなどの分析を共有実験室の中で全て実施できます。凍結乾燥機も大型と小型があり、超遠心機も完備の共有実験室です。
・酵母の培養用のジャーファーメンターが充実
・遺伝子導入から分析まで全ての解析が実験室内で完結
・凍結乾燥機、超遠心機、粒度分布計など関連機器も充実
・廃液の処理も施設で対応可
酵母や株化細胞(不死化細胞)などを用いた分子生物学的な試験、製剤学的または生化学的な分析の実施が可能です。
タンパク定量(BCAアッセイ)/リアルタイムPCR/セルベースアッセイ/アガロースゲル電気泳動/核酸抽出/RNA抽出/DNA抽出/タンパク質抽出/核酸精製/エクソソーム精製/in vitro試験/プレートベースアッセイ/ライブラリー調製/遺伝子組み換え/遺伝子編集(CRISPR-Cas9)/ノックダウン実験(siRNA導入)/粒度解析/粒度分布測定/低分子化合物の定量解析/他
混合物の成分分析
本装置は、高速液体クロマトグラフ(HPLC)であり、溶液の成分を分離するための装置です。装置構成は一般的なHPLC装置ですが、試料の温度制御が可能なオートサンプラーが付属しており、大量検体の測定に向いています。
保有するPBMCからリンパ芽球様細胞株(LCL)を作製し、培養上清と細胞のストックを作製いたします。また、お客様からご提供いただいた接着細胞・浮遊細胞・ハイブリドーマ・タンパク質産生細胞等の培養を行います。培養した細胞は細胞保管施設でお預かりいたします。作業担当者は、細胞培養基盤技術講習(日本...
物理気相成長(PVD)、化学気相成長(CVD)、プラズマエッチング、電子ビーム、露光プロセスなどの半導体製造・薄膜加工や検査工程に関する数値計算システムの導入支援を行います。当事業では商用ツールではなく大学の研究室等で開発されているシステムの産学連携による活用を想定しています。海外大学・研究機...
・表面波プラズマの電磁場解析
半導体製造プロセスで多く用いられるのは容量結合型/誘導結合型放電という方式で、商用シミュレーションツールの応用例も豊富ですが、高密度のプラズマを生成する表面波モードのマイクロ波励起プラズマに対応した商用ツールは少数です。一方、例えば金属機械部品の摩擦低減のためのダイヤモンドライクカーボン(DLC)成膜手法として表面波プラズマは注目されていて、シミュレーションの研究もされています。このようなシミュレーションシステムの実用化を行います。
・デバイス微細加工・成膜時の形状進展の解析
形状進展シミュレーションは歴史の長い商用ツールがありますが、ウエットエッチングや化学的気相反応(CVD)など個々の加工プロセスについて物理・化学モデルが十分に備わっているとは言えません。また、大手半導体メーカーが生産するプロセッサやメモリ向けではなく、例えばマイクロLED作製のための窒化ガリウム(GaN)の成膜・加工などの用途では応用例が少なく、大手ベンダの商用ツールでは対応が困難です。上記のようなプロセスや用途に特化した形状進展シミュレーションの実現します。
・結晶の液相成長の解析
液相成長による単結晶材料の製造は、半導体向けのシリコンウエハを始めとして日本の得意分野であり、結晶成長過程の数値シミュレーションの研究も盛んに行われてきましたが、商用ツールは少数です。一方で単結晶材料開発の研究は近年も盛んであり、大学発ベンチャーによる事業化も目立ちます。液相成長は長時間を要するため、シミュレーションによるプロセス最適化・生産効率の向上を実現します。
●質量分析計は、試料をイオン化して装置内に導入し、その試料イオンを電気的・磁気的な作用等により分離して質量データを得る装置です。試料の正確な分子量が得られるため、低分子化合物の解析からタンパク質などの生体分子の解析まで行うことが可能です。また、MS/MS解析により得られるフラグメント化された分...