細胞培養はもちろん、シングルセルレベルでの解析装置が充実の実験室。P2/BSL2なのでヒト由来の細胞の他、微生物やウイルスもより幅広い種類の取り扱いが可能。ご利用ニーズに合わせた機器の持ち込みも可能です。
・細胞レベルのハイスペックな解析装置を完備
・BSL2で微生物の取り扱いが可能
・機器の持ち込みが可能
・時期により専有が可能
初代培養細胞や株化細胞などを用いた細胞生物学や分子生物学的な試験が可能です。
フローサイトメトリー/セルソーティング/プライマリーカルチャー/幹細胞培養/細胞内取り込み/エンドサイトーシス/in vitro試験/セルベースアッセイ/遺伝子組み換え/遺伝子編集/CRISPR-Cas9/ノックダウン実験/siRNA導入/蛍光染色/免疫染色/他
材料、有機化合物の定性・定量、天然物・微生物などの分析、異物分析など
物質に光を当てたとき、散乱光のごく一部に波長の異なる光が発生します。この現象をラマン散乱といい、ラマン分光では、レーザーによる単色光を当てて散乱光を測定することによりラマンスペクトルを得ます。ラマンスペクトルは、原子の振動(ばね運動に相当)によって周波数が変わるため、原子の質量と原子間の結合力に依存したラマンバンドが得られ、試料に含まれる結合や分子の解析をすることができます。
・有機化合物や金属酸化物などの物質は、成分が同じであれば同じスペクトルが得られます。よって、ラマンスペクトルから物質の同定をすることができます。
・混合物の解析はピークが複雑になるほど難しくなりますが、波形分離などを駆使することによって成分分析や定量ができることがあります。
・点分析では微量なピーク違いの見極めが困難な場合でも、マッピング測定によりピークの違いを見つけることができる場合があります。
・標準装備されている光学顕微鏡により、微小領域(分解能: 1μm(100倍対物レンズ使用))のラマンイメージ測定ができて、物質や成分の空間分布を調べることができます。
・共焦点モードによって、物質の深さ方向(分解能: 2μm(100倍対物レンズ、共焦点モード使用))の分析をすることができます。
・結晶化度や応力状態のような、材料の特性を調べることができます。
・温度可変ステージ(約-100℃~600℃)により、固体材料の相転移などの測定ができます。
各種工業製品の生産後、流通、保管などの間にカビなどの微生物が発生するかどうかを調べる試験です。
検体を想定される環境下、または過酷な環境下におき、一定時間経過後、カビなどが発生するかどうかを調べます。