検索結果:すべてのカテゴリ「プラスチック」(12件)
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茨城県
機器訪問利用
紫外領域と可視領域の光の領域を用いて溶液の吸収スペクトルを測定し定量分析います。
可能な実験例
◯物質の透過率の測定
物質の透過を測定し、
物質の量(濃度や膜厚)から透過率を
算出することができます。
◯物質の反射率の測定
試料ステージに反射測定用
ユニットを設置することで、
物質の反射率を測定することができます。
物質の透過率、反射率から、
物質の特定波長における吸光度が
算出されます(透過測定が振り切っていない場合のみ)。またピークの立ち上がり波長から
バンドギャップが
算出されます。
◯物質のキャリアの確認
物質がキャリアを持つ場合には、
物質の透過
スペクトルにおける概ね700nmから長波長側に吸収が見られます。
測定対象
物質があらかじめわかっている場合は、吸収ピーク波長のシフトや濃度といった情報が得られます。
偏光子をもちいることで、
物質の光応答性に関する異方性の情報が得られます。配向
結晶などに対して計測することで、
結晶軸による光応答性の違いがわかります。
※組織により上記実験ができない場合がございます。
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茨城県
機器訪問利用
電子プローブマイクロアナライザ(EPMA)は、物質表面に電子線を照射して、そこから発生する特性X線を計測し、試料を構成する元素とその量を測定することができます。
可能な実験例
物質を構成する
元素の
強度比から、
定量分析が可能です。
電子顕微鏡観察面での分析であり、試料全体の
定量分析ではないことに注意が必要です。また標準試料を用いることによって、定量の精度が向上します。
検出した
X線の波長からどのような
元素が含まれているかわかり、未知
物質の組成推定に用いることができます。検出限界は 程度で、0.001質量%(重
元素の場合)で、微量
成分の分析には向きません。
観察面の各位置から検出された
特性X線波長を各
元素ごとに色分けすることにより、
元素マッピング分析が可能です。合金、磁石、鉱石などの相
分離構造観察などに活用されます。
◯デバイスの縦方向組成分析
半導体などのデバイス断面を観察することで、各層を構成する
元素組成がわかります。デバイス構成によっては層膜厚が
分解能以下であるため、各層の組成ずれや層間の
元素拡散の度合いが定性的にわかります。
◯汚染、不純物の組成特定
製品の
不良解析や原因推定の際に有効な手段です。例えば不良があった
半導体製品の表面に意図せず付着しているドロップレットの
構造、組成が分かると、原因特定に役立ちます。
※組織により上記実験ができない場合がございます。